タツの仲間 ハナタツとタツノオトシゴ

ハナタツとタツノオトシゴの紹介

トゲウオ目の中でもダイバー人気の特に高い
タツノオトシゴ属から代表種の紹介です。

ファンダイブでよく見れる代表種としては
伊豆ではハナタツ、近場の神奈川ではタツノオトシゴになります。

元々はどちらもタツノオトシゴと呼ばれていましたが
今では分かれて、さらには2017年にヒメタツという
日本海や東シナ海などで見れる別種が新しく増えています。

ここではその特徴や違いなども紹介していければと思います。

ハナタツ

学名: Hippocampus sindonis
英名: Dhiho’s seahorse

頭頂部の突起が少し上方に伸びます。
オレンジ・黄色・茶色・黒・白・ツートンカラーと
カラーバリエーションが豊富です。

7~8mで見れる時もあれば、30m以上の水深で見る時もあります。

ハナタツの紹介1
よくいる典型的なタイプ
皮弁があるタイプ

ハナタツの紹介5
皮弁のないタイプ
頭の突起が上に伸びるのが分かります。

ちびタツ151025
ハナタツの幼魚の時です。

ハナタツの紹介4
黒系のタイプ

ハナタツの紹介2
皮弁なし、お腹が膨れてるタイプ
オスが育児嚢というお腹に卵を抱えるて育てる袋を持ちます。
産み出す直前はもっとパンパンになります。

タツノオトシゴ

学名:Hippocampus coronatus
英名:Seahorse

近場になる神奈川県の三浦半島ではこちらが多いです。
この辺で見れるものは、黄土色や茶色系が大体で
少しくすんだ黒っぽい色も見られます。

一番の特徴は、頭の角が大きく長いです。
クチバシも長くしっかりしています。

遠浅のビーチポイントで見れ、3~5mの所でのんびりと
見れるので観察に適していると言えます。

タツノオトシゴの紹介1
よくいるタイプ
タツノオトシゴの紹介2
頭の特徴 頂冠というしっかりしたツノを持っています。

タツノオトシゴの紹介3
こげ茶~黒系のタイプ

タツノオトシゴの紹介4
浮遊中

海藻やソフトコーラルなどに巻き付いて、泳いで逃げないので
写真に撮りやすいイメージもありますが
すぐに後ろを向こうとするので結構難しい所もあります。

寄れるけど寄りすぎ注意な生物だと思っています。

その他のタツの仲間はこちらで紹介しています。


(オオウミウマ・クロウミウマ・イバラタツ・タカクラタツ・サンゴタツ)

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