冬生物の紹介(冬から春の寒い時期に狙える生物達)

伊豆の海で寒い時期にこそ狙う事が出来る生物を紹介します

寒い時期に海に潜って何が見れるんだろう?と気になる方へ

秋口から春先までのオフシーズンにどんな生物が見られているのか
ここで紹介していきます。

マトウダイ

マトウダイ 冬生物

普段は深い水深に住んでいますが、冬の時期には浅場に上がって来ます。
水底をゆっくり泳いでいる事が多いので
見つければ、しっかり観察できることが多いです。
派手な色ではないですが、背ビレの特徴などすぐに分かります。

ピカチュウウミウシ

ピカチュウウミウシ 冬生物

冬~春はウミウシ好きの季節でもあり
代表的な人気のウミウシ「ウデフリツノザヤウミウシ」も
主に寒い時期のウミウシです。
黄色ベースで黒・青のカラーが特徴的で
可愛らしいとよく言われています。

クマドリカエルアンコウ

クマドリカエルアンコウ(白) 冬生物
(通常の白バージョン)

クマドリカエルアンコウ(黒) 冬生物
(黒バージョン)

主に秋口から出始め、冬春までの季節に楽しませてくれます。
元々人気のあるカエルアンコウの仲間の中でも
独特のキレイな模様や、期間限定など
より人気を際立たせています。、

スナビクニン

スナビクニン 冬生物

水温の一番冷たい、春先によく見られる魚です。
海草にぺったりくっついてる所を探します。
ダンゴウオとも時期が被るので、同じように探して
見つかったりもします。

ゴールデンヒラメ

ゴールデンヒラメ 冬生物

近年は海洋公園などで、見れる所は限られますが
秋が深まる頃に現れ始めます。
しばらく一定の場所でウロウロしていますが
春先に、色が少しずつ黒っぽくなっていきます。

ダンゴウオ

ダンゴウオ成魚 冬生物

冬場より春先が狙いのシーズンです。
海藻などに乗っかってたり、くっついてたりします。
幼魚の頃は、天使の輪と言われる白い輪っか模様があります。

ダンゴウオの幼魚 冬生物
小さい時はミリ単位で、大きくなっても2cm程度なので
探すのにしばしば苦労しますが、一度見ると暫らく
同じ場所に居続けることがあるので、そのタイミングに探しにいくのがベターです。

ダンゴウオ 冬生物
5月頃まで。

サギフエ

サギフエ 冬生物

少し斜めで逆立ちの魚。
リゾートならヘコアユなどが仲間として有名です。
砂地や際沿いなど、何かに寄り添っている事が多いです。

キアンコウ

キアンコウ 冬生物

砂地でじっとしています。
普段は深い所にいるので、浅場に上がって来た時のみ
見る事が出来ます。
大きくなると1mを超えますが、擬態しているので
分かりづらい時があります。

マンボウ

マンボウ 冬生物

マンボウは12月辺り~GW頃まで狙えます。
水温17度位を目安に、伊豆の各所で出現しますが
大瀬崎の外海には毎年、マンボウ狙いのダイバーが増えます。
出現情報が出たら、その近日は狙い目です。

 

西伊豆を中心に冬は深海魚シーズンとも言われています。
深海の生物を肉眼で見れるかも知れない貴重なシーズンです。

伊豆の海を楽しめる人には、秋のベストシーズンまででなく
是非この冬や春の時期も楽しんでもらえたらと思います。

ウミウシでは人気の代表種としてピカチュウを取り上げましたが
伊豆だけでなく沖縄などでも、寒い時期には全般的に増えてきますので
良ければ実際に見てきたウミウシをご覧下さい。

最近の記事

  • 関連記事一覧
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP