オープンウォーターダイバーの海洋実習の概要

ここでは実際に海洋実習で練習するオープンウォータースキルをの中から
代表的な物をピックアップしてご紹介しています。

難しく感じるかも知れませんが、足の着く浅い水深の所から繰り返し
練習をしていきますので、安心して実習を受けて頂けると思います。

ご不明な点は何度でもご確認下さい!

マスククリア

目的

マスク内に入ってきた水を抜くスキルです。

やり方

少し上を向いて、鼻から息を吐いて
中の水を抜きます。

注意点

鼻から飲まないよう、口だけで息を吸うようにします。

水を抜く時には、鼻にあたるマスクの下の部分を
少しだけ浮かせます。

難易度・・・☆☆

これが出来ると、水中でマスク内に水が入ってきても
水を抜き、視界を確保できます。

 

レギュレーターリカバリー

目的

水中で外れてしまったレギュレーター(呼吸器)を
口に戻し呼吸を確保するスキルです。

やり方

・右手をまわして、レギュレーターのホースを引っかけて取る方法

・ホースの根元をつかんで、たぐり寄せる方法

注意点

体に沿わせながら、大きく手をまわして取る

ホースの根元が近くなるよう、タンクの底を持ち上げたり
BCジャケットを上にずらしたりして、事前に取りやすくする

難易度・・・☆

これが出来れば、どんな時にレギュレーターが外れてしまっても
苦しい思いをする事なく、安全に呼吸を取り戻す事ができます。

 

中性浮力

目的

水中での浮き沈みをコントロールする為のスキルです。

やり方

インフレーターホースにある給気ボタンを使って
少しずつ空気を入れていく

注意点

一気に入れ過ぎず、少しずつ浮力を確認しながら入れる

入れ過ぎてしまった場合は、すぐに排気ボタンで抜く

難易度・・・☆☆☆

これが出来ると水中で自分の思い通りに泳ぐ事が出来ます。

浮力が安定すると、楽で安全に行動できるようになります。

 

空気供給

目的

空気が無くなった時など、万が一のトラブルの時に

バディ(仲間)に空気を分けてあげたり、もらったりする為のスキルです。

やり方

ハンドシグナルで予備の空気を分けてほしい旨を伝える

伝わったらメインレギュレーターをバディに渡し
自分は予備のオクトパスレギュレーターで呼吸する

注意点

空気を渡す方は、バランスを崩さないよう
しっかり相手の体をつかんでから渡す

ホースが届かない事があるので
渡す際には、少し体をすらして届きやすくする

難易度・・・☆☆

これが出来ると自分とバディと双方の危険から身を守る事が出来ます。

 

この他にも色々なスキル練習があり
全てダイビングが楽しく安全に出来るよう
個人に合わせたプログラムを組んで行っています。

その2として脱着スキルも紹介しています。

最後に

実習中にやりたくない場合や、スタッフが危険と判断した場合など
お互いの意向に沿わない時は、無理に進める事はしていません。

ご納得いくよう説明し、繰り返し練習出来るよう
努めていますので、ご心配な所は遠慮なくお聞き下さい。

海中生物も色々と見れますので、楽しい海洋実習にしていきましょう!

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映像提供 SNSIジャパン

 

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