タツの仲間1ではタツの仲間の代表種である
ハナタツとタツノオトシゴを紹介しました。
伊豆半島で見れるタツノオトシゴの仲間はハナタツが多いですが
その他にもまだいるので、ここではその仲間を紹介していきたいと思います。
タツの仲間1はこちら
亜熱帯まで生息する種が多いので、伊豆では秋口以降など
夏以外も潜っていけると観察機会も増やせると思います。
泳ぎ回らず同じ場所にしばらくいるので
出現情報が出ている時はチャンスと見て
狙ってみるのをお勧めします。
オオウミウマ
学名: Hippocampus kelloggi
英名: Great seahorse / Kellogg’s seahorse
日本で見れるタツの仲間では、成長したサイズが
一番大きく、30cm近くなります。
暖かい地域のタツですが、伊豆でもそこそこの大きくなった
オオウミウマを見れる時があります。
伊豆ではブイなどロープに巻き付いている時も多く
水深2m程度の、ものすごい浅い所にいる時もあります。
特徴は大きくなる事と、頭のツノが真上ではなく
斜め後ろに伸びていて、太めで独特の形をしている所です。
まだ大きくなっていない子供の時です。
頭の突起がよく見えます。
クロウミウマ
学名: Hippocampus kuda
英名: Spotted seahorse
亜熱帯のタツですので伊豆で見れる機会は少なめです。
黒いとは限らず茶色系もいます。
オオウミウマほどではないですが
17cm以上と、けっこう大きくなります。
体つきがゴツゴツしていて
特徴の一つに背筋がピーンとしている時が多々あります。
そして小さい白点が散在します。
イバラタツ
学名: Hippocampus histrix
英名: thorny seahorse
名前のごとく体中にイバラというかトゲがあります。
ちょっと格好いい系のタツです。
トゲトゲなのでそれ以上の特徴を求めてないですが
クチバシの長さはタツの中でもトップクラスです。
成長すると15cmを超える、そこそこの大きさになります。
伊豆でよく見るのはその半分位が多いです。
タカクラタツ
学名: Hippocampus trimaculatus
英名: Longnose seahorse / Threespot seahorse
頭にある突起の頂冠は目立たないほど小さく
後ろに傾いています。
顔には小さなトゲのような突起があり、アゴの下は後ろに伸び
目の上にあるものは、上に伸びています。
成長すれば20cm近くと大型になります。
サンゴタツ
学名: Hippocampus mohnikei / Hippocampus japonicus
英名: Coral seahorse / Japanese seahorse
アマモ場などによく潜んでいるといわれていますが
伊豆で見れる機会は多くないです。
一番の特徴は頭の突起、頂冠が山なりで
突起物というよりタンコブのようです。
成長しても7~8cm位と小型から中型のタツです。
以上、全部ではないですが
日帰りツアーで見てきたタツの仲間の紹介でした。
横浜のダイビングスクール Dive ColorS
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