ウェイトベルトについて

この器材は浮力を補正するための器材です。
鉛でできた重りをベルトに取り付けて腰に巻きます。

鉛ですので、浮力を減らす事しか出来ませんが
ウェットやドライなど、スーツを着る事によって
浮いてしまう自分の体を、丁度いい重さに補正することで
楽で安全に潜れるようになります。

特徴 その1・・・右手一本で外せるようになっている

重りを付ける事でバランスよく、潜りやすくなりますが
緊急時など急に外す必要が来るかも知れません。
そんな時はクイックドロー法という、右手のみで素早く外す事が出来るようになっています。
(※ ウェイト脱着スキルはこちらで紹介しています。)

いざと言う時には、命に関わるスキルです。
正しく装着し、緊急時にはすぐに外せるようにしておきましょう。

特徴 その2・・・鉛玉の位置でバランスが変わる

水中では無重力の感覚になります。
無重力の中では、1kgのウェイトが水中でのバランスに大きく左右します。
なるべく左右均等に配置するようにしましょう。
正しいウェイトの量と正しい位置に付ける事によって、楽に安全に潜れるようになります。

重たいタンクを背中に背負う為、後ろに重心が傾きやすいです。
ウェイトベルトの鉛玉が後ろに行きすぎないよう、真横から前側に配置して
バランスよく潜れるように自分で調節しましょう。

ウェイトの種類について

ウェイトベルトの種類

画像のように種類がありますが、共通してバランスよく楽に潜れるようにするためのアイテムです。

基本的にはウェイトベルトにウェイト(鉛玉)を付け、腰に負担を感じるようであれば
ウェイトベルトをメインとして、BCのウェイトポケットや
ウェイトベストなどに分散させていく方法もお勧めです。

2kg前後の少ないウェイトであれば、ウェイトベルトだけで十分ですが
6kg前後のウェイトになると、分散した方が体の負担も少なく楽に感じるでしょう。

アンクルウェイトは、一般的にドライスーツを着用する時に
足首に装着してバランスを整える為の器材になります。

使用上の注意点

ウェイトはバランス良く楽に潜れるようにするための器材ですが
溺れてしまいそうな時や、緊急時にはすぐ外せるようにしておかなければなりません。
ウェイトベストなどすぐ外す事が出来ない器材には
沢山のウェイトを付けないようにしましょう。

人それぞれに適正ウェイトと言う正しい重りの量があります。
ウェイト量が軽いと水中に潜る事が困難になり、ウェイトが重いと浮力調節が難しくなり
溺れや沈みすぎるリスクがあります。
必要なウェイトの量は使用する器材など人によって変わりますので
自分が使う器材で、丁度いいウェイト量を把握できるようにしていける事が大切です。

なお自分に合うウェイトは、こちらの適正ウェイトのページでも紹介していますのでご覧下さい。

ファンダイブツアーでも心配な方はお気軽にお尋ね下さい。

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