マスクについて

この器材は水中を見るための器材です。
海の中の世界を楽しむための必須アイテムです。

水面を泳ぐだけの場合は競泳用のゴーグルでも大丈夫ですが
水中を潜って楽しむためには、圧力にも対応できるよう
ダイビング用のマスクが必要になります。

どのような対応が必要か下に記載していきます。

特徴 その1・・・鼻まで入れる

ダイビング用のマスクは、競泳用やスキー用などのゴーグルと違い
鼻まで入れるようになっています。
鼻を入れる部分をノーズポケットと言います。

なぜ、鼻まで入れるかと言うと、水圧による圧迫に対応するためです。
マスクスクイズと言って、潜って水圧がかかると
マスク内の空気が圧縮されて圧迫感をうけます。

これに対応するため、マスクスクイズを感じる前に《鼻から息を吐きます
これだけで圧迫感を感じることなく、水圧に対処することが出来ます。
この対処法をマスクブローと言います。

特徴 その2・・・耳抜きが出来る作り

ダイビング中は、水圧から鼓膜を守るため
≪ 耳抜き ≫という行為が必要になります。

顔に当たる部分は、肌に密着しやすいシリコン素材で出来ています。
これによりマスクの中に水が入りにくくなります。

ノーズポケットの部分も、シリコンで柔らかくなっているので
水中であっても、鼻をつまんで耳抜きをしやすくなっています。

マスクのタイプ

主に1眼タイプと2眼タイプに分かれます。
両目のレンズが繋がった1眼と、右目と左目でレンズ分かれている
2眼タイプになります。

マスクのタイプについて解説

デザインなど好みに応じて使えますが、度付きのレンズを利用する場合は
2眼タイプで検討しましょう。

デザインとは別に、自分の顔に合うタイプ・合わないタイプ
などありますので、気になる方はご相談下さい。

マスクのつけ方

(動画1分15秒 AQA様)

マスクをつける時には、髪の毛が中に入らないようにして
顔に密着させてから、ストラップを後頭部の方へ通して
つけるようにしましょう。

ストラップの締め具合でサイズ調節をしますが、きつくても、ゆるくても
良くないので、海洋実習の際にはご自分で正しく調節できるように
案内しています。

なお、締め具合の調節は水中でも出来るようになっています。

サイズ調整に満足できたら、ストラップホルダーを使って
緩まらないよう、固定しておきましょう。

使用上の注意点

マスクの中に水が入ってくる時は、正しい位置についてないか
ゆるいかの、どちらかである事がほとんどです。

ゆるい場合は、左右均等に少しずつ締めるようにしましょう。

正しい位置に常に装着できているよう、マスククリアの時には
毎回正しい位置に戻しましょう。
鼻から息を吐いている間は、水中でもマスクの位置を動かすことが出来ます。

水中での呼吸は口だけで行うようにします。
これだけでも水が入りにくくなります。

マスク内に水が入って来る事はとてもストレスです。
ダイビングを快適に楽しめるかどうかを、大きく左右しますので
講習時には使い方をしっかりマスターしましょう。

なおマスク内に入った水を抜く、マスククリアは
OWD 海洋実習 のページで紹介していますので良ければご覧下さい。

ファンダイブツアーでも心配な方はお気軽にお尋ね下さい。

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