グローブについて

この器材は、手の保護と保温の目的で装着します。

ダイビング時は、水中を潜っている時だけでなく
エントリー・エキジット時に、岩場やロープ・ラダーなど
何かを掴んだり手にすることがよくあるので保護が必要です。

常夏のリゾートで冷えを感じなくても、毒のある生物が多くいる海中で
保温・保護をするのは、とても大切です。

少し何かの生物に手がぶつかっただけで、トゲが刺さったり
ミミズばれになったりする事も珍しくないです。

グローブをするだけで防げることは、自分が思ってる以上にとても多く
しっかり使ってもらえればと思います。

グローブの種類

グローブの種類について紹介

ダイビング用のグローブは、大雑把に夏用・冬用とあり
シーズンに合わせて使い分けていきます。

日帰りツアーで目にするのは、大体このどちらかです。

他にも春・夏・秋用の3シーズン向けや
流氷ダイビング用のタイプなどもあります。

夏用・・・サマーグローブ

マリングローブともよく言われ、普通のタイプになります。

海ではケガをしやすいので、暑い時でも保護の意味で
グローブの装着をお勧めします。

冬用・・・ウィンターグローブ

寒い時期に使うグローブは、必然的に分厚いグローブとなります。
厚みがあるほど保温力が高いですが、細かい作業がしづらくなります。

スーツと同じゴム素材で作られた、手につける用のウェットスーツみたいな物です。

レジャーダイビングでは、あまり細かい作業はしませんが
デジカメを想定する人は、操作に困らない範囲のもので
検討するといいでしょう。

冬用のウィンターグローブだけは、脱着の際に力ずくでなく
正しいやり方を確認しておくようにしましょう。

使用上の注意点

水中ではロープや岩など、色々なものを触ったりする事が多いです。
海の中には毒をもった生物がとても多く、グローブの表面には
目に見えずらい付着物が沢山ついています。

そのため海から上がった後でも、グローブで顔を拭いたりしないようにしましょう。

主に海外ですが、保護区などの関係で
グローブの着用が禁止されている所もあります。
その場合は指示に従いましょう。

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