フィンについて

この器材は効率良く楽に泳ぐためにあります。

試すまでもなくフィンがあるとないとでは大違いで
フィンなしでは全力で蹴っても進んでる気がしません。

泳ぐための物ですが、実際にはこれだけでなく
水中ではバランスをとったり、中性浮力のサポートをしたりと
ボディコントロール全般に役立っています。

バランス補正など、無意識にフィンを動かしていることも多く
ダイビングを快適にする重要器材と言えます。

足ヒレともよく言われますが、フィンには主に
ストラップタイプとフルフットタイプの2タイプに分かれ
それぞれに素材がプラスチック製かゴム製かで分類されます。

各特徴がありますので、ダイビングスタイルやニーズに合う方を
こちらでご参考頂き、選んでいく事をお勧めします。

フィンの種類の紹介

ストラップタイプ

ダイビングブーツを履いた上に、装着する構造になっています。

神奈川や伊豆では、ビーチダイビングがメインになり
タンクを背負って岩場を歩く機会が多いので
足を傷めないようブーツをしっかり履いて
ストラップフィンを使うのが一番無難です。

着脱の際には、毎回自分のサイズになるよう
ストラップを調節をする必要があります。

つける時は、自分のサイズに合う所まで
ストラップを引っ張って締めていきます。

外す時は、ストラップを片方だけ外して脱ぎます。

(動画:30秒  Marine Diving様)
ウェットスーツでもドライスーツでも
オールラウンドに使いまわせるのがこのストラップタイプの特徴です。

またデザインが豊富です。

フルフットタイプ

素足かソックスタイプのブーツを履いたら
靴のようにすっぽりと足に履いて使います。

フィンを履くと足首の先全体が覆われるため
足の一部として、泳ぎに合わせた推進力が伝わりやすいです。

靴のようにサイズが固定されているので、ブーツに合わせて
サイズを選ぶ必要があります。

なお、素足でも履けますが、保護の意味として、ソックスタイプや
普通のブーツなどを履いてから、装着するのをお勧めしています。

(動画:48秒  Marine Diving様)

素材

素材が主に、プラスチックとゴム(ラバー)の2種類に分かれます。

プラスチックタイプ・・・万能で重量が少し軽めです。 世界的に主流なタイプ。
デザインやカラーバリエーションが多彩です。

ゴム(ラバー)タイプ・・・重量が重めで、しなりが効きます。
カラーバリエーションンはありますが、単色の物が多いです。
国内では泳ぎやすさを求めて、ゴムフィンを使う人が多くいます。

最近ではゴムとプラスチックを組み合わせた物もあり
どっちがというのもなくなりつつあります。

※ 固さ・柔らかさ・大きさ・長さなど色々なタイプがありますので
ニーズに合う物をご相談下さい。

使用上の注意点

フィンの脱着は、倒されることのないよう
波の影響を受けない所で行いましょう。

フィンを装着した後は、前向きに歩くと転びやすくなります。
横歩きなどで安全に海に出入りしましょう。

 

フィンキックの仕方によって、泳ぎやすさ・足の負担・推進力などが
大きく左右しますので、海洋実習では意識して慣れていって頂ければと思います。

フィンの使い方ひとつでダイバーとしての安定感が違いますので
ファンダイブツアーでも疑問点などございましたらお気軽にお尋ね下さい。

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