ゲージについて

ゲージとは、残圧計をはじめとした、コンパスや水深計などの計器類の事を言います。

しかしダイブコンピューターの普及した今では、水深をダイブコンで見ることが多く
残圧計のみのシングルゲージ
もしくは残圧計とコンパスの2連タイプのゲージを使っている人がほとんどです。

そのため、ゲージ=残圧計と思われる事も多く
安全の為にゲージの確認=残圧計で空気の残量の確認
というのがほとんどです。

特徴・・・アナログタイプ、高圧ホースで左手側

現在ではコンパス・水深系・残圧系と、デジタルタイプの物もありますが
多くはアナログタイプで見やすさを重視した物が多いです。

残圧系の画像です。
残圧計の表示です
ダイビング終了時には残圧を50以上残す
画像では針は0(ゼロ)を指していて、50の所まではレッドゾーンになっています。
普段のダイビングでは、ダイビング終了時には残圧を50以上残して
エキジットするように安全上で決められています。

左手側にセット
一般的にセッティングする際、左手側にゲージがくるようにセットします。

レギュレーターシステムで唯一の高圧ホースです。
残圧計以外の他のホースは、中圧ホースと言って10気圧に調整されますが
残圧計の高圧ホースだけは、タンク内の空気の残量を測るため
タンクからそのままの高圧の空気が流れます。
このため空気を流すと、最初は200気圧あるため
他のホースと比べてとても固くなります。

セッティングしたら中圧ホースと高圧ホースの硬さの違い
是非試してみて下さい。

3タイプ・・・残圧計との組み合わせで3種類

ゲージの種類を解説

ゲージには残圧軽のみのシングルゲージ・コンパスや水深計を組み合わせた2連ゲージ
更に3つ全部を組み合わせた3連ゲージが主にあります。

2連ゲージでは主にコンパスを組み合わせて、方角の確認をゲージにて行います。

3連ゲージは使う人が少なくなりつつありますが、水深計も組み合わせているので
ゲージで安全確認をする際に、残圧・水深・方角をまとめて確認する事が出来ます。

シングルゲージ ・・・ ダイブコンピューターとコンパスをそれぞれに所持していれば
このタイプでも十分です。 重量が軽くコンパクト!
必要最低限で良いという方であれば、このスタイルを推奨しています。

2連ゲージ ・・・ 使い勝手やコストパフォーマンスの面で優れています。
多くのダイバーが、残圧計とコンパスのゲージスタイルで潜っています。

3連ゲージ ・・・ 色々と確認できて予備もあった方が安心という方は
このタイプでもいいかも知れません

種類によっては、デジタルタイプの物や2連ゲージでも残圧計+水深計であったり
ダイブコンピューターと組み合わせたりと種類があります。

必要性に見合うタイプを装備しましょう。 悩む方はご相談下さい。

使用上の注意点

こまめに確認して空気がどの位残っているかを常に把握しておきましょう。
水中では残圧はハンドシグナルで伝えるようにします。

残圧計の高圧ホースは、強い衝撃が加わった時に破損したり
何かの原因で空気漏れが起こったりする事があります。
トラブルを予防するために、休憩中など使っていない時は
タンクバルブを閉めて圧力を抜いておくようにしましょう。

水圧に耐えれるようコンパスもスクーバ用の物を使いましょう。

水中での空気漏れは命の危険に関わります。
自己責任でしっかり確認できるようにしましょう。

エア切れ時の緊急スキルは OWD 海洋実習 のページで
紹介していますので是非ご参考下さい。

ファンダイブツアーでも気になる事などありましたら、お気軽にお尋ね下さい。

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